愚かだろうと言われようと15の夜の少年はまだ其処に在る

15歳の夜から20年以上経ちました。それでもなお、変わらない部分は変わらないままでいます。

ジョジョアニメの『ROUNDABOUT』×『To Be Continued』のマリアージュを味わう(前編)

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「早く続きが見たくなる作り」と絶賛で、これを基にしたネタ画像もたくさん作成されている。

 

ここで、あらためて本家のジョジョアニメ第一部の各エンディングを味わってみた。

 

第1話:×(まったく合っていない)

 DIOの成長の決意~7年後の話で終わる。

 意外にも第一話からハイクオリティでなかったことが判明。

第2話:〇

 DIOを襲った吸血鬼が太陽の光を浴びて消えるシーンからすでに曲が始まっている。

 ジョジョの登場とDIOの睨み顔でバーンと入る「To Be Continued」は良い。

第3話:なし

 DIOを倒した名シーンだが、その流れでエンド。

第4話:◎

 ジョジョが波紋を会得。ツェペリさんのコメントとジョジョのバーンで終わる素晴らしいタイミング。この回、終盤は名言のオンパレード。好きな言葉は「はやく来い!ベロベロしてやるぜェ」です。

第5話:〇

 いつもと曲のスタートが異なる。ブラフォードにまさに波紋がぶつかろうとしているシーンで止まり、ネタ画像のお手本になる作りではある。「逆に考える」というジョジョらしい戦闘だ。

第6話:◎

 ツェペリさんの覚悟が伝わるシーン。過去最高の出来。

第7話:〇

 DIOを取り巻く変なキメラ。ポコの姉ちゃんが不安な顔になっているところで『To Be Continued』が入るタイミングが良い。

第8話:〇

 DIOを倒したシーンで終わる。静かに差し込まれる『To Be Continued』と『ROUNDABOUT』の激しい対比が素晴らしい。

第9話:◎

 Part1完!の後に柱の男が眠るシーン。まさに何かが起こると期待させる『To Be Continued』

第10話:◎

 ジョセフジョースターvsストレイツォ。ジョジョの片足ドーンからの『To Be Continued』バーンは良い。

第11話:〇

 捕まった柱の男から血が出たところで『To Be Continued』

 期待値が高まる仕上がり。その前のジョセフのバイクシーンも良い。

第12話:△

 とんだ修羅場に巻き込まれたジョジョ

 差し込みのタイミングは悪くないが、これまでのシーンからすると地味。

第13話:〇

 サンタナ撃破シーン。ジョジョのほっとするところで終わる。

 『ROUNDABOUT』の汎用性が光る仕上がり。

 

こう見るとジョジョのアニメ自体が名作だってことに気付く。